こんにちは、インディです。
オリジナルの型で鋳造している、シルバー925のセンター(ネオバ)ボタン。
長らくテスト使用してきまして、強度的な部分はクリアーしたと判断しました。
ただ、そもそもなんですけど、
これをジーンズに取り付ける作業が非常に・・・大変で、
大変というか、取り付けの失敗確率が低くなく、
失敗すれば、そこで終了→ボタン付けって最後の工程なんですが、
そこまで作ったジーンズが不良品になるというリスクが・・・。
そのリスクから量産には向いてないということで、
現縫製工場の方から取り付け作業をお断りされてしまいました。
いやぁ、どうしよっか。。。と思案中。
とはいえ、この見た目、重量、経年変化、手触り。
この全てが今までのジーンズに無いインパクトのものなので、
なんとか実装させようと最終調整中です。
そんなシルバー925のボタンは、Cherokee(CRK-018)には、4つ付けます。
今回、新たに、ボタン内部の抑えパーツに真鍮のものを使いました。
小さなディテール変更ですが、所有欲を満たすモノになっているかな、と思います。
鈍い輝きを放つシルバー925、そしてつや消しのゴールド色の真鍮の中心パーツ。
この色のコンビネーション、どうでしょうか?
そして、この素材の違いによる見た目のコントラストが、面白いですよね。
以前記事にしましたが、太陽マークのイメージしてデザインしたボタンなので、
どうしてもここには真鍮を使いたかったのです。
ゴローズの高橋吾郎さんは生前、シルバーと金のコンビネーションは万物を構成する「陰と陽」である、と表現されてました。
その考え方が、とっても素敵だと思っていて。(真鍮は金ではありませんけどね・・・)
このボタンに関しては私、かなり力を入れてきました。
通常のジーンズのボタンは、大量生産がベースの「工業製品」です。
一方、これは「彫金によるアート作品」に寄せたアプローチでした。

小ボタンの方は首の高さを出して制作しているので、ジーンズのフロント部分にアタリが出ることが期待できます。
ぜひ、みなさんには使い込んで、履き込んで、その経年変化を楽しんで頂きたいと思います。
そして、この【シルバー925+真鍮】を使ったボタンに統一感を合わせるために、
リベットにも一工夫しています。
こちらに関しては、また次回。
このジーンズの販売開始は9月からを予定しています。
詳細はこのブログで
本日もご一読、ありがとうございました。
Cherokeeの着用&色落ちサンプルはInstagramにて。

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