こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
梅雨があけて、眩しい太陽の光線が頭上から降り注ぐ頃、
ハワイアンシャツのシーズンが到来します。
少々前なのですが、SUN SURFさんから今年のシーズンのカタログが届いておりました。
本日はそちらをレビューしてみたいと思います。
SUN SURF 2020 カタログ(サンサーフ)
東洋エンタープライズによるSUN SURF。
2020年のカタログです。
このように毎シーズンしっかりしたカタログを作り、無料で配布いただけるブランドさんって、今や貴重でありがたい存在です。
しかも、今回は例年より装丁も豪華。
掲載内容も年々、ボリュームアップしている気がします。
SUN SURFのカタログの良さは、ただ自社商品を紹介する誌面にあらず。
例年、誌面の冒頭を初め、誌面全体にアロハ・ハワイアンシャツの歴史やディテールの魅力が所狭しと掲載されています。
この内容がムック本と同等クラスのボリュームで、何度読んでも面白い。
このカタログを通じて、アロハ・ハワイアンシャツの魅力を浸透させ、カルチャーとしてしっかり根付かせようとするSUN SURFの意気込みが垣間見えます。
実際、私も毎年読んでいることで定期的な復習になり、
自然とハワイアンの背景が頭に刷り込まれていき、結果としてSUN SURFのプロダクトが魅力的に見えるというスパイラルに。
自社のプロダクトに絶対の自信があるからこそ、意味のあるコンテンツと言えるでしょう。
さて、今期のラインナップの中で、面白かったのが、この「日本の意匠」シリーズ。
近年、SUN SURFのハワイアンのラインナップの中で注目を浴びていたものに、葛飾北斎のアートピースをプリントしたものがありました。
和のデザインを、高い染色技術でハワイアンに落とし込む作品は、アパレルであると同時にアートピースのような佇まい。
決して安く無い価格でしたが、かなり売れたそうです。
その任期ラインを、SUN SURFは今年から「日本の意匠シリーズ」としてコンセプトを固め、ラインナップの幅を広げてきました。
今期のこの「日本の意匠」シリーズは例年の北斎のコレクションに加え、
写楽や歌川国芳など、日本人にとっても馴染みのある、ジャパニーズ・アンティークアートを落とし込んでリリースされます。
しかも、全てのラインナップに、専用のコレクションボックスも付いている豪華仕様。
25,000円+税(一部ラインナップは23,000円+税)と、高価な価格帯ですが、
このシリーズは全てレーヨンボディに加え、全てオーバープリントということで、めちゃくちゃ手間がかかっていることを考えると納得の価格です。
デザインの選択から見て、海外ファンも強く意識したものだと思いますが、
さらに、このシリーズのクオリティ、コレクション性、アートピースとしての価値を踏まえると、将来のヴィンテージ候補だと思いますね。
アメリカプロダクトのレプリカとは違い、日本のアートを、日本の染色技術で落とし込んだという必然性・ストーリー性もバッチリですから。
その「日本の意匠シリーズ」以外の2020年のハワイアンコレクションも、
流石のSUN SURFで安定感抜群。
良いラインナップが揃っていましたよ。
最近、SUN SURF(を含む東洋エンタープライズ全体)のホームページがリニューアルされて、非常に見やすいものになりました(つい最近まで、非常に古いスタイルのHPでした・・・)。
新作コレクションに関しては、こちらをご覧いただくのが良いでしょう。
新型コロナの影響で、今一つ盛り上がらない夏になりそうな日本ですが、
こだわり満載のSUN SURFのハワイアンを羽織り、気持ちだけでもアゲてみてはいかがでしょうか?
本日もご一読、ありがとうございました。
もう更新はされないのでしょうか、、、
>デニムさん
コメント、ありがとうございます。
更新が滞っており、申し訳ございません。仕事と家庭が忙しく、なかなか更新の時間が持てずにいます。
不定期ですが、更新は続けていきますので、引き続き、何卒宜しくお願いいたします。
いえいえ、無事で有るのでしたら何よりです。
インディ様のお身体に何か有り、、、
と二度と更新は無いのかなと焦り思わずコメントさせて頂きました笑笑
インディ様の御負担にならない程度に更新を楽しみに待っております!