こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
間も無く、オンラインストアにて並ぶ予定の、VINTAGE MINT CASE(ヴィンテージ ミントケース)。
先日、まだお披露目出来ていなかった、新デザインのもう一つのラインナップの完成品をお見せします。
先週末のイベント「LGC(Local Garage Culture)」にて一足先に販売させていただきましたが、その際にとても人気があったデザインです。
Lot:VMC-004

サイズ:タテ70mm・ヨコ38mm
素材:真鍮製・クロームメッキ処理
備考:専用スリーブケース付
価格:5,500円(+税)

デザインは、「兵士とギター」の刻印になります。
この手の、シュールな「兵士」のイラストが入った刻印は、数あるベトナムZIPPOの中でも私が好きなモチーフになります。
で、なんでギターなの?というところなのですが。

ベトナム戦争当時、戦地にギターを持ち込むアメリカ兵は少なくありませんでした。
戦地での、それは過酷なミッションの間に楽しむ音楽は、貴重な娯楽だったのです。

このZIPPOの刻印を施した兵士も、きっとギターを戦地に持ち込んだ一人に違いありません。
そして「ギターが戦友」という気持ちで、この刻印を施したと想像します。

ちなみに、ここに刻印されているPLEIKU(プレイク) は、人の名前ではありません。
ベトナムの都市の名前で、ベトナム戦争の始まりとなる米軍のキャンプ襲撃事件が起こった場所です。
このデザインは、そのPLEIKUに派遣された部隊に1970年〜1971年まで所属していた兵士が保有していたZIPPOの刻印デザインがモチーフになっています。

実際のベトナムZIPPOには多種多様な刻印が存在します。
刻まれているイラスト、都市名、ポエム、人名、年代、そしてZIPPOについたダメージなどなど、一つとして同じものはありません。
言い換えれば「たった一つの小さなライター」ですが、それを所有していた兵士にまつわる背景や心象、現地のことに思いを馳せることのできる、本当に魅力的なアイテムです。
そんなベトナムZIPPOの魅力を、身近に感じていただけるVINTAGE MINT CASE。
間も無く、オンラインストアに並べますので、もうしばらくお待ちください。
(今回から、価格を改定させていただきます。)
本日もご一読、ありがとうございました。
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