こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
今週、11/3の日曜日、滋賀県近江市八日市で開催されるLGC=Local Garage Culture(ローカルガレージカルチャー)2019。
その1日のイベント限定で発売される、今回が最後となる「伝説のコラボレーションモデル」。
ウエアハウス x CSF 【S409xxx M-46】!
ウエアハウスが作り上げたバナーデニムを使い、CSFが誇る当時の縫製設備とビンテージ縫製技術で当時のものづくりを再現する「最強のタッグマッチ」が再び。
今回は46モデル=いわゆる過渡期モデル。
この1946年の時代のモノづくりを再現させると、世界でもCSF小中氏の右に出るものはいない筈。
ウエアハウスとのコラボのラストとなる今回…決め球、ここで出しましたか、と。
尚、今年のLGCではこのウエアハウス x CSFだけでなく、Twoface別注の1922モデルもリリースされますし、小中氏&カオル氏によるライブ縫製もあったり。
デニムファンにとって贅沢すぎる強烈な1日になりそうです。
こんな感じで、すでにCSFのインスタで詳細が発表されていますが、これほどに密度の濃いイベントは今後そう無いと思います。
限定モデルが買える・買えないは別として、デニムが好きなら・・・無理をしてでも、最後のLGCに足を運んだ方が良い、絶対!!
ここに来るか、来ないかで、この先の人生の中でのデニムに対する考えや気持ちに影響を与えると思いますよ。・・・マジデ
さて、本日はそんなラストリリースを控えたウエアハウス x CSFのコラボモデル、昨年リリースされたS409XXXをレビューしたいと思います。
目次
ウエアハウス x CONNERS SEWING FACTORY collaboration Made by CSF S409XXX M-47
概要
さて、このウエアハウス x CONNERS SEWING FACTORYのコラボモデルですが、私は昨年2018年に初めて超限定数にてリリースされた【S409XXX M-47】を当時のイベントでゲット。
そちらを今日は、お見せしようかと。
このコラボがどれくらい凄いか?っていうのは、こちらの記事が分かりやすいかと↓
これが、お宝である。私の、そしてジャパンデニム界の。

それは、我が家で大切に保管されている、この「お宝」。
昨年2018年のLGCで手に入れたものです。

ウエアハウス x CONNERS SEWING FACTORY collaboration Made by CSF S409XXX M-47。
この1本は私の「お宝」ではありますが、それ以上に「ジャパンデニム界の至宝」だと私は本気で思っています。
よって…恐れ多くて穿けない。

この初めてのウエアハウスx CSFでは、デニムの完成系と呼ばれる1947モデルがベースです。
私もこんなブログをやっていることもあり、かなりの数のデニムを見てきましたが・・・過去のどれとも比較にならない、ちょっと、エッグい作品です。
写真で、このモデルの凄みのなんたるかを伝えることは無理。
ただ、実物を見て、手にしたら、そこにあるのはデッドストックか、それを超えるもの。


まぁ、よくいるでしょ。
グルメロケで「美味しい」しか言えない、コメンテーター。


でも、実際に心から美味しいと思う食事を口にしたら、そら「美味しい」しか言葉に出ない訳ですよ。
で、このジーンズも「凄い」としか、言葉に出来ない訳ですよ。

マニアックな視点や、希少性を抜きにして、デニムが好きな人であればこのモデルから発せられるオーラが他と違うことは理解できると思います。

ウエアハウスのパッチデザインをベースにしたダブルネーム版の革パッチ。
これだけでご飯何杯もいける。

説明不要…。

ウエアハウスの飾りステッチ by CSF。
すっごい。

隠しリベット周りの縫製、マニアック。

ボタンフライは…

トップはウエアハウス、そして…

小ボタンはCSFのものと…

ウエアハウスのもののMIX。

リベットも同じくMIX。これはウエアハウスのもの。

こちらはCSFの。

ボタン裏は、すでに錆びてる。
すっごい。
サビの出方が、デッドそのもの。

隠しはウエアハウス。
使われているデニム生地はウエアハウスのバナーデニム。
ウエアハウスが20年に及ぶ研究のノウハウを蓄積して完成した、いわばレプリカ系デニム生地の完成形。
この生地がこのコラボで使われていることが、奇跡。

色落ちの良さに関して、何も疑う余地は無いでしょう。
穿けばの話ですがね…。

手曲げ縫製のため、折り目のついてない耳部分。

腰の脇部分のクインチの縫製仕様も、左右で違うんですよ。当時のモデルもそうなのですが。

とまぁ、色々見所があるのですが、

細かいウンチクを語っても、このモデルの良さは伝わらなくて。

そう、これは「ヴィンテージ衣料のウンチクを再現するための ナンチャッテな縫製仕様」では無いのです。
当時のものづくり・設備・生産背景・時代背景を理解して生み出されたデニム生地と縫製技術が作り出した、アート。
それゆえに、この一本を手にしたときに、デニムが好きな人であれば感じるものがあるはず。
これを生み出す瞬間に立ち会えることだけでも素晴らしいこと。
だから、今回の最後のLGCに、多くの方に足を運んで頂きたいのです。
最後のコラボモデルを、手に入れられたらラッキー。
手に入れられなくても、展示品を見るだけで、それは大変貴重な機会になると思います。
【まとめ】最後の伝説を手に入れられるのは、誰か?

というわけで、昨年2018年のLGC限定「ウエアハウス x CSF S409XXX M-47」でした。
昨年が最初で最後か!?と言われていましたが、今年も手に入れられるチャンスがあるだけでも大変ありがたいこと。
さて、一体誰が今年の「最後の伝説」を手に入れることができるでしょうか。
販売本数は未確認ですが、デニム好きとしては手に入れないと後々、絶対に後悔する一本・・・。
ということで、今回のイベントでも相当な努力(朝から会場で並んで整理券ゲット)をしないと、手に入れるのは難しそうです。
しかし、その努力に見合うアートピースであることは間違いありませんよ。
今週末は、LGCへGO!!
イベント詳細はこちら。
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す