こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
間も無くリリースされます、後々語り継がれることになる伝説的コラボレーションアイテム。
ウエアハウス× CONNERS SEWING FACTORY。普通じゃない人たちが手を組んだ、普通じゃないアイテム。
先日のジーンズ『Warehouse x CSF collaboration Made by CSF S409xxx M-47』に引き続き、本日はデニムジャケット『Warehouse x CSF collaboration Made by CSF S406xxx M-47』の詳細を見ていきます。
目次
Warehouse x CSF collaboration Made by CSF S406xxx M-47
概要
縫製:CONNERS SEWING FACTORY
Type:1st type デニムジャケット(1946年後期を再現)
販売価格:58,000円(+税)
今回採用されたのは人気の高いファーストモデルで、先日のジーンズと同じ時代背景のもの。基本的なシルエットはCONNERS SEWING FACTORYのS406XXX(M-46)に準じています。
狙い所が1946年のファーストモデルという、世界大戦の終結によって政府の物資統制が解け、リーバイスが徐々に通常の生産体制に戻す過程で生まれるイレギュラーの多い時代のヴィンテージを表現したモデルになります。
ディテール解説
まずはコラボモデルらしい、目立つディテールを見ていきましょう。
ウエアハウスが提供するディアスキンの革パッチは今回のコラボレーション限定のオリジナルデザイン。パッと見はウエアハウスの革パッチですが、良く見るとONE PIECE OF ROCK(CONNERS SEWING FACTORYのオリジナルブランド名)の文字が見えます。
比較的大きめのポケット。
比較的、短めのフラップ。
ウエアハウスの片面タブ。
フラップ内側は、おそらく10ozの別生地が採用。そしてこの部分の生地は横使いされていますね。
前および袖口のボタンに関しては、ウエアハウスとCONNERS SEWING FACTORYのものがミックスで採用されています。
1946後期の表現ということで、大戦モデルまでの名残である二本針のシンチバックが採用されています。
ヴィンテージでもこの二本針が採用されたものが確認できるラストモデルが1946年ですね。
S409XXX同様、全ての縫製において一切アイロンを使っていない「手曲げ縫製」の技術が使われています。
このプリーツ部分が非常にわかりやすい例。アイロンを使っていないので、丸みをおびてふわっと浮いたようなルックスに見えます。
裏から見ても一目瞭然。アイロンで抑えをしないことでヴィンテージの生産当時と同じ背景を作り、徹底的にヴィンテージを表現していくCONNERS SEWING FACTORYの得意とする縫製技術です。
この良さを上手く表現するのが実に難しく、もどかしいのですが、実際にファクトリーに足を運び、これが出来ていく瞬間を目の当たりにすると、感動を覚えます。
よく見ると、本縫い箇所はオレンジとイエローの2色が箇所によって使い分けされていますね。
ボタン裏は鉄製亜鉛メッキのツープロング。
銅リベットはウエアハウスとCONNERS SEWING FACTORYのものがミックスで採用されていますが、
リベット裏はウエアハウス製のものが採用。
素晴らしい生地、ヴィンテージな縫製
説明不要な写真の数々、ご覧ください。
フゥ・・・
願いが叶うなら、誰しも同コラボモデルのジーンズとセットアップで揃えたいところでしょう。
【購入方法】Lobal Garage Culture 2018 @滋賀県・八日市での限定
来たる4月30日、滋賀県八日市で開催されるLocal Garage Culture2018の会場にて限定販売されます。
これら限定モデルを着用したウエアハウスの塩谷社長もブースにて参加されるそうです。
当日は小中氏がライブ縫製をして作られるので、その日の内に手にできるかは不明。予約という形になる可能性もあるとのこと。ただし、限定数のため、会場に足を運んでも購入できるかどうかは不明です。
【まとめ】決戦の日、4月30日
先日のジーンズ、S409XXXとこのジャケットS406XXX。
両方とも生産数は20着という「超激レア」モデルではありますが、その中でもやはり人気はジーンズの方に集中するでしょうね。ヒップポケットの飾りステッチのインパクトが、このコラボを分かりやすくしていますから。
しかし、今日ご紹介のデニムジャケットも魅力的なディテールが満載。
もともとデニムジャケットはジーンズと比べて縫製が大変なのですが、CONNERS SEWING FACTORYの小中氏以外で、扱いの難しいヴィンテージミシンを使いつつ、さらに手曲げ縫製というヴィンテージ縫製の技術を駆使して作られるデニムジャケットなど聞いたことがありません。
後々、ジーンズと同じように高く評価される一品だと思います。
セットアップで揃えたいというファンも多いはずですが、それぞれ限定数20着予定ということで、それを可能にする猛者が現れるでしょうか?
とにかく、デニムファンは少しの可能性を信じ、4月30日は朝からLobal Garage Cultureに足を運ぶのが良さそうです。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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