前回の続きです。
オリジナルデニムを作る際に
予算を決める上で重要な「最低生産本数」は
当然 お願いする縫製工場次第なのですが、
セルヴィッジのデニム生地1反=20本くらい生産できるとして、
2反=40本くらいが 縫製工場の最低生産数と思っておいたほうが良さそうです。
1反だとお断りされるケースがあるとのことなので。
この時点での概算の予算を
Union Garmentの吉田氏にアドバイス頂きました。
条件はざっくりと、
1)最低生産本数 > 40本(仮)
2)生地 > 生地屋さんの持っているデニムから選ぶ
3)副資材 >ボタンとリベットとスレーキはアリモノから選ぶ
>革パッチとピスネームはオリジナルで作る
4)縫製代 >概算で平均的な縫製工場の見積もりを念頭に計算する
5)その他 >パターンは専門家にお願いする
>革パッチのデザインは自分で手配する
この条件での概算の予算は・・・
「だいたい、100万円。」
とのことです。
これを高いと思うか、安いと思うか・・・?
100万円といえば、
Full countやWarehouseやサムライジーンズや桃太郎ジーンズ、
50本近くの、私の一生分に値する、
好きなブランドの、好きなモデルが買える値段です。
ちょっとした新車も買える値段です。
が、私は正直、「安い」と思いました。
お金を持っているとかではありません。
抱き続けた「夢の実現」のためのお値段として考えると、
その100万円 稼ぐために必要な労働の対価としては
安いと思ったのです。
自分は車などにお金をかけることもしてないし、
飲みに行くことも少なく、
ゴルフなどもしないので、、、
あまり自分の趣味にお金を使っていないのもあります。
とはいえ、ジーンズは買ってますけど(汗)
その背景を説明すれば、
家族(妻)を説得することも、できるはず!!
(↑ 妻帯者がオリジナルジーンズを企画するにあたり、
絶対にやっておかなければならないことの一つです。
家族からも応援してもらいたいですしね。)
これは前進するしかないでしょう!!!
ちなみに、フロントボタン(大小2種類)ですが、
これも、できれば当然オリジナルをやりたい、という希望がありますが、
1型 35万円くらい。。。
ボタンは2つのサイズがあるので、2つで70万円。。。
これが上記の予算にプラスオンしてきます。
なので、これはちょっと・・・後で考えます。
今回の条件をもとに、
今度はオリジナルジーンズのコンセプトと
より具体的な仕様に落とし込んでいきたいと思います。
コメントを残す